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講義No.08816

グローバル社会で活躍できるプロフェッショナルな看護師とは

多様化する日本の医療現場

 「国際看護」と聞いて、あなたは海外で活躍する看護師をイメージするかもしれません。しかし今、日本国内においても、海外で働くのと同じ視点を持って看護を行う必要が出てきているのです。今までの看護は、日本人に対して行うという前提で考えられてきました。しかし、その考え方ではカバーできない時代が訪れています。多様化する医療現場では、看護師の意識の変化が求められているのです。

必要なのは、多様な人々の心を理解する力

 日本には、日本に生活基盤を持つ「定住外国人」、留学や研修または旅行などの目的の「訪日外国人」、そして多様な歴史と文化を内包した「日本人」と、多様な人々が暮らしています。特に大阪や神戸、京都といった地域は外国人の割合が高く、それにともなって医療現場での外国人比率も高いのです。
 ところが日本では、定住外国人や訪日外国人など、多様な人々への理解が低いという現状があります。彼ら、彼女らは価値観や生活様式が違い、言葉の壁もあることから、ストレスを抱えていたりすることも少なくありません。看護師はこれらのことを理解した上で、一人ひとりに歩み寄り、個々人が求めるニーズを知る必要があります。彼ら、彼女らの持つ背景を尊重し、そっと寄り添う看護が求められるのです。

グローバル化の時代に活躍できる看護師へ

 看護師は看護、保健、医学などの基礎知識と看護技術を確実に身につける必要があります。また、急速に国際化が進む日本の医療現場では、多種多様な場面に、柔軟に対応できる応用力や体力も必要です。
 日本もほかの国々と同じように、外国人に対応できる看護師が数多く必要となる時代がやってきます。これからの社会に貢献できる看護師とは、英語力はもちろん、人々が持つ多様性を理解し、個々人が求めるニーズに対応できる、グローバル感覚を身につけた看護師なのです。


今、日本で求められるグローバルな看護師

この学問が向いているかも 看護学、助産学

大手前大学
国際看護学部  教授
鈴井 江三子 先生

先生の著書
先生がめざすSDGs
メッセージ

 「国際看護学部」というと、将来海外のさまざまな国で看護師として働くことを思い浮かべるかもしれません。しかし近年は、近所に住む人や、よく行く店の店員さんが外国人ということも珍しくありません。そんな人々が病院で診察を受けたときに、しっかり対応でき、心身ともに支えることができる「グローバル人材としてのへこたれない看護師」を育成します。
 確実な知識や技術、体力を身につけ、語学や文化への理解を深めるなど、学ぶことはたくさんあります。一緒に将来の夢を語りませんか。

先生の学問へのきっかけ

 幼い頃から本が大好きで、小中高校時代の目標は図書館の本をすべて読むことでした。高校時代に「将来は手に職をつけ、生活力を身につける」と決心し、進学した看護学校と助産師学校では「今この時は今しかない」と考えて熱心に受講し、優秀な成績で卒業しました。
 助産師として5千人以上の赤ちゃんを取り上げ、助産師外来における超音波診断についての本を日本で初めて執筆しました。イギリスに留学し、助産学の修士号を取得後、アフリカのガーナやタンザニア、ナイジェリアで母子保健のプロジェクトに携わり、国内外で活躍してきました。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

外国人患者の受け入れ機関として認証された医療機関/空港検疫所などの検疫官(看護師)/民間企業(産業看護師)/医療機関(病院・診療所など)/訪問看護ステーション・在宅サービス事業所

大学アイコン
鈴井 江三子 先生がいらっしゃる
大手前大学に関心を持ったら

 日本で初めての国際看護学部です。日本人、定住外国人、訪日外国人、在外日本人の4領域の人に対して、その多様性を理解して、向き合うことのできる看護師を養成します。
 また、看護資格に特化することで、しっかりと看護の基礎を学び、「へこたれない看護師」を育てます。
 1年生からグローバル人材として活躍する実習も用意されており、3年時には海外の学術交流協定校での実習も予定しています。

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