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形の違いで病気を診る

高校1年生 今日初めて病理学について知りましたが、すごく興味のある分野ということに気づきました。
高校2年生 とても興味深かったです!早く大学に入学して、もっともっと学びたいと感じました!
高校1年生 僕は、外科とか小児科とか、しか知らなかったのですが、先生も仰っていられましたが、病理診断のような、縁の下の力持ち的に活躍しているものもあるのだな、と思いました。また、先生の講義は、わかりやすく内容がすっと入り安かったのでよく理解出来ました。ありがとうございました。また、この講義を参考に今後の進路に役立てたいと思いました。
高校1年生 楽しかったです。
高校2年生 よく知らなかった病理医のことが知れてありがたかったです。勉強になりました。ありがとうございました。
高校1年生 とてもわかりやすく、おもしろかったです。ありがとうございました。
高校2年生 病理医の仕事が分かりました。おもてには出ないかもしれないけれど、責任重大な仕事だと感じました。
高校1年生 とても興味深いお話ありがとうございました。
高校1年生 病理医について詳しくしることができました。楽しかったです。大きな病院にいったときに、また病理医科をまたしらべてみたいと思います。
高校1年生 病理とはいうのは、病理検査という言葉は知っていたけれど、実際どんなものかは詳しく知らなかったので沢山色んなことを知れました。莫大な知識を必要とすることが分かって大変だなと思ったけれど、病気が何かを自分が見つけ出せるというのは、とてもやりがいのある素敵な仕事だと感じました。
高校2年生 分かりやすくてよかったです。
高校1年生 ありがとうございました。
高校1年生 「みかた」により病気がわかり面白いと思った。また、大腸がんが転移したところも転移した場所から大腸がんであると見分けられてとても面白く興味を持ちました。
高校2年生 初めてきく学科について知れてよかった。
高校1年生 経験者から聞くことはどの学問にも役立つことだとおもうので、これからは気になった事があったら経験者に聞こうと思いました。
高校1年生 病理医は実際見たことがよかったけれど、病院内でチームを組んですごく細かく大切なことをしているとわかりました。
高校2年生 全く知らない分野でしたが、わかりやすかったです。

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関心ワード
  • 病気 、
  • 病理医 、
  • 光 、
  • 遺伝子 、
  • ウイルス 、
  • 形態 、
  • がん 、
  • 腫瘍 、
  • 内視鏡 、
  • 病理学

講義No.g009798

あらゆる角度から病気を「見る」! 医療現場を支える病理学とは

形態から病気を判断する病理学

 病理学とは、病気の原因とメカニズムを解き明かす学問です。例えば内視鏡で観察したり、手術で切除された腫瘍を見たりして、良性の腫瘍なのか、がんなど悪性のものなのかを判断するために役立てられる学問、というイメージです。見ること自体は誰もができる行為ですが、病理学で求められるのは「対象を過不足なくきちんと見る」「目的に合わせた観察を行う」「見えていないものを見えるようにする」といった専門性の高い「見る」能力です。同時に、内臓や皮膚、血液など、あらゆる分野の病気を対象とするため、幅広い領域の医学的知識が求められます。

「観察と分類」に加えて

 病理学の原点は「形態」をよく観察し、見た目から病気や症状を分類することですが、医学の進歩にしたがって、そこに免疫染色という技術が加わりました。これは、病原性のウイルスや細菌などの外来性の物質や、がん細胞を含む生体のあらゆる細胞が有している「抗原」と、タンパク質の一種の「抗体」が、特定の条件下で結び付くことを利用して、がん細胞の特徴を調べたり、外来性の物質を特定するなど、機能面から病気を分類する技術です。
 また、遺伝子の解析が進み、遺伝子レベルでのより精緻な分類が可能になりました。医療技術は日々進歩していますが、最新の技術を使うべきかどうかといった判断にも、病理学の知見が役立てられています。さらに近年では、光を使って病気を分類する研究が進められています。生体組織に光を照射して生じさせる「ラマン散乱光」という微弱な光を利用して、細胞からこれまで見えなかった情報を引き出す研究です。

人材不足に悩む日本の病理医

 病理学の知見をベースに、医療機関で働く医師を病理医といいます。日本では認知度が低く、数も不足していますが、欧米では外科医とほとんど同数の病理医が活躍し、高い評価や報酬を得ています。その分、大きな責任もともないますが、あらゆる分野の専門医と連携し、診断や治療に深く関わる奥深さと、研究の意義に満ちた医療領域といえるでしょう。

この学問が向いているかも 病理学

徳島大学
医学部 医学科 疾患病理学分野 教授
常山 幸一 先生

メッセージ

 私が取り組んでいる「病理学」は、あらゆる分野の病気のメカニズムを解き明かすための学問です。研究対象が幅広いため、多種多様な知識や経験を得ることができる点が特徴で、自分が没頭できるテーマに出会いやすい分野でもあります。医療機関でのニーズも高く、専門性も高いことから企業との共同研究の機会も数多くあり、産官学と、幅広いフィールドに貢献できる可能性に満ちています。
 新しいことを発見したいという好奇心が旺盛で、自分が面白いと思えたことにのめり込めるのなら、より楽しさを感じられる分野です。

先生の学問へのきっかけ

 子どもの頃から医師を志し、医学部に進学後は、肝臓内科医をめざしていました。しかし、大学院に進む際に一時的に病理学を選択したことが、その後のキャリアに大きな影響を及ぼします。「形態を見る」という行為を通して、病気のメカニズムを解き明かす病理学の奥深さに魅力を感じ、アメリカに留学して研究に没頭しました。肝炎やNASHといった肝臓の分野を中心に、精力的な研究活動を続けてきました。近年は、病理医の数を増やす取り組みに参加したり、大学の工学部門と連携して、光の要素を取り入れた病気の解析に取り組んでいます。

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常山 幸一 先生がいらっしゃる
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 徳島大学は有為な人材の育成と学術研究を推進することにより、人類の福祉と文化の向上に資するため、自主・自律の精神に基づき、真理の探究と知の創造に努め、卓越した学術及び文化を継承し、世界に開かれた大学として豊かで健全な未来社会の実現に貢献することを理念としています。豊かな緑、澄み切った水、爽やかな風、温暖な気候に恵まれた徳島の地にあって、「知を創り、地域に生き、世界に羽ばたく徳島大学」として、発展を目指しています。