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栄養素でわかる食べ物と病気

高校2年生 ありがとうございました!!分かりやすかったです。
高校1年生 いろんなことを知れて良かったこれからも気をつけようと思った。
高校1年生 おもしろかったです!興味が少し出ました。
高校1年生 この分野についての歴史が分かったので良かったです。脚気が起こる原因と、その対策について学べたので良かったです。
高校1年生 ビタミンの大切さについてよくわかった。
高校1年生 まだ未知の栄養素が何か分からないときの日本がどのようなのかということがわかりました。栄養素は本当に大切なんだと感じました。
高校1年生 わかりやすく、すごく関心がたかまりました。
高校2年生 栄養についてもっと勉強したくなりました。
高校1年生 栄養や食べ物が健康にどれだけ大きく関わっているのかがよくわかりました。
高校2年生 貴重なお話をありがとうございました。
高校1年生 脚気という病気があることを知らなくて、それが栄養素によるものと分かり驚きました。
高校2年生 脚気を例として説明されていた栄養学を追及することの大切さはとても興味深かったです。
高校1年生 健康と食事と病気は深く関わっているんだなぁと改めて感じました。病気にならないように、健康でいられるようにしたいです。
高校2年生 今日は、ありがとうございました。分かりやすかったです。
高校2年生 根本的に考えることの大切さを良く感じました。基礎を見つめることが大事なんだと良くわかりました。
高校1年生 食がいかに大事かを知ることができた。
高校1年生 森鴎外が出て来て驚いた。栄養素への関心が高まった。
高校1年生 病気には食べ物が繋がっていることがわかりました。グラフなどがあって、わかりやすくて、もっと栄養素などを学びたいとおもいました。
高校2年生 分かりやすかったです。ありがとうございました。
高校2年生 様々な病と栄養の関係性が分かり、勉強になった。

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関心ワード
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講義No.g009888

代謝変動を察知し必要な栄養素を補えば、長く健康に生きられる!

日本のビタミン研究の歴史に脚気あり

 脚気(かっけ)という病気を知っていますか? 全身がだるくなり、放置すると心不全で死に至る病で、死亡率は5~20%と高めです。特に日清、日露戦争中に多くの兵士が脚気で亡くなりました。なんとかしなければと、軍医でもあった森鴎外(本名は森林太郎)たちが立ち上げた研究組織「臨時脚気病調査会」によって、その後の研究の道筋が作られました。
 脚気の原因はビタミンB1の不足です。実はビタミンは体内では作られません。ビタミンは食べ物などで外部から取り込んで初めて機能する、人が元気に生きるのに必要な栄養素なのです。当時主食が、玄米から、おいしいけれどもビタミンB1の量が少ない白米へと変わったことで、脚気が広がりました。

必要な栄養素を補って病気を予防する

 人は健康でいるために、何に気をつければよいでしょうか? 病気になる前の人間の体内では、代謝変動といって栄養素が化学変化を起こしています。その代謝変動のタイミングをうまくとらえ、「こういう病気のリスクが高まっているから、こういう栄養素を取らなくてはならない」などのアドバイスができれば、その人は病気を回避し、健康に過ごせるはずです。
 そのタイミングをとらえるのに着目されるのが「尿」です。尿中の栄養素、または代謝産物を測り、許容範囲を外れた場合は日頃の食生活をチェックし、その人の状態に合った栄養素を取り入れる食生活にシフトしてもらうのです。サプリメントで補うのも良いでしょう。化学的な証拠をもとに食物と健康の関係が明らかになったのは、それぞれの物質が化学的に解明されたからです。人の健康は、食物の栄養素の種類や量で左右されるのです。

人は何歳まで健康に生きられる?

 栄養は「養い栄える」と書きますが、人は生物学的に、最大120歳まで生きることが可能だということがわかっています。もし必要な栄養素を適切に摂取することができるようになれば、120歳まで「健康に」生きることが可能になるかもしれません。

この学問が向いているかも 医療栄養学、栄養学

甲南女子大学
医療栄養学部 医療栄養学科 教授
柴田 克己 先生

メッセージ

 私は、研究者の白衣姿が格好いいなあと思っていました。野球選手であれ、サッカー選手であれ、「こんな人になりたい」と尊敬できる人をたくさん見つけてください。
 次に、なぜ彼らはそこまで一流になれたのかを探究してみましょう。あなたが尊敬する人は、一流になるためにものすごい努力をしているはずです。ぜひ、そこを考えてください。なぜそこまで真剣に練習する気持ちになったのか、なぜそれに没頭できたのか、なぜどんな困難も乗り越え、情熱を持って成し遂げられたか、あなたが尊敬できる人から学びましょう。

先生の学問へのきっかけ

 私は幼い頃、不思議に思っていたことがありました。それは、日頃禁じられていた甘い食べ物を、体調を崩した時は「食べて良い」と与えてもらえることでした。それが食べ物と病気・健康について考えるきっかけになりました。大きくなって学ぶうちに、エネルギーが不足すると体が弱り、それが原因で体調を崩すので、エネルギーを補うために、普段禁じられている甘い物を食べさせてもらったのだとわかりました。学生の頃から化学が得意だったので、それを実験によってに明らかにしたいと考え、常に興味と探究心をもって研究をしてきました。

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柴田 克己 先生がいらっしゃる
甲南女子大学に関心を持ったら

 本学園は、2020年に創立100周年を迎えます。長い歴史と伝統を受け継ぎながら、建学の精神「まことの人間をつくる」に基づき、誠実で品位のある女性の育成に努めてまいりました。管理栄養・看護・理学療法・言語・文化・子ども・心理などの専門領域の学習フィールドを備え、5学部11学科と幅広い分野において、社会で発揮できる能力や専門知識が身につく豊かな学びの環境を整えています。神戸の街と空、海を望むキャンパスには、あなたを大きく成長させる学びや出会いがあふれています。